牛肉は猫にとって良い食べ物と言われているんだ。ここでは、牛肉の食べさせ方や手作りレシピなどについて紹介しているよ。
猫に牛肉は与えても大丈夫だよ。猫も本来は狩りをしていたハンターだから、牛肉を食べることに問題なし。豚肉や鶏肉は菌の数や種類が豊富だけど、牛肉は害がほとんどないと言われているそうだよ。
キャットフードしかあげたことがない猫なら最初は加熱したほうがいいかもしれないけど、通常なら「生肉」でもいけるよ。
牛肉の赤身部分は鉄分や亜鉛といったミネラル成分が豊富なんだ。疲労回復や貧血予防、免疫機能の低下予防の効果が期待できるんだよ。タンパク質やビタミンB12も多く含まれているから、脳の働きのサポートもしてくれるよ。
牛肉には国産牛とアメリカンビーフなどがあるけど、和牛はアメリカンビーフより脂質が多い傾向があるんだ。アメリカンビーフは脂質が抑えめなのに、猫の体に良い栄養素が多いという特徴があるよ。
だけど海外産の牛肉にはホルモン剤が使用されている場合があって、安全性が見えにくい部分があるんだよね。海外の牛肉すべてにホルモン剤が使われているというわけではないけど、猫に与える場合は国産の赤身が1番無難かもしれないね。
猫に与える牛肉の量は1日30〜60g程度が良いね。与える際は猫の一口サイズに牛肉をカットすると◎。新鮮なら生で与えても問題ないよ。
免疫力が落ちている猫には、たとえ新鮮であっても生では与えないようにしましょう。塩などの味付けも必要ないよ。
飼い猫が、初めて食べる牛肉の味を気に入ってくれるとついたくさんあげてしまいそうになるよね。だけど牛肉は栄養価が高い分、食べ過ぎは高カロリーになってしまうんだ。
高血圧や動脈硬化の原因にもなるから、与え過ぎには注意が必要だよ。また、ビタミンAも摂り過ぎると体に痛みが出てしまう場合があるので、食べさせ過ぎないように。猫の体重にもよるけど、1日30~60g程度を目安にしましょう。
人間と同じように、塩コショウといった調味料で味付けをしてしまいがちだよね。だけど調味料で過剰に栄養やエネルギーを摂取すると体を悪くするおそれがあるから、注意が必要だよ。
人間と同じように、猫も食物アレルギーを持っている場合があるよ。猫がアレルギーを起こすことが多い食材の中に牛肉が含まれているんだ。
愛猫に初めて牛肉を与えるときは、まず少量にしてください。愛猫の様子を観察して、皮膚のかゆみや嘔吐、下痢といった症状がないかをしっかり確認しましょう。
牛肉と野菜を混ぜるだけで簡単に作れる猫ご飯だよ。材料は牛もも肉・ゆでかぼちゃ・ブロッコリースプラウト・アマニ油。作り方はまず牛もも肉をボイルして細かく刻み、ゆでかぼちゃとブロッコリースプラウトもみじん切りにするんだ。
切ったものをボウルに入れ、混ぜていくんだよ。アマニ油を入れてさらに混ぜ合わせれば完成だよ。
新鮮な牛赤身の薄切り肉をカルパッチョ風にしたご飯。たくさんの種類の野菜や海藻が入っているから、栄養バランスもバッチリの料理で作り方も簡単だよ。
材料は牛赤身薄切り肉・ニンジン・さつまいも(かぼちゃ)・キュウリ・しいたけ・絹さや・ひじき・ごま。野菜類は茹でて細かく刻むかすりつぶすんだよ。さつまいも(かぼちゃ)は電子レンジで柔らかくしてから小さめの角切りに。牛肉はミンチかそぎ切りにしていくんだ。切ったものを混ぜ合わせれば完成だよ。
準備する材料は生で食べられる新鮮な肉・ウズラ卵の黄身・ごま油・キュウリ・しそ・刻み海苔・すり白ごま。肉はミンチ状になるまで包丁でよく叩いて、キュウリとしそはみじん切りにするんだ。
すり白ごま以外のすべての材料をお皿に盛り、最後に白ごまをふりかければ完成だよ。愛猫に食べさせるときは、ぐちゃぐちゃにかき混ぜてから与えるようにしてくださいね。