ご近所犬猫サミットin都内某所 ~ご主人様の手作りご飯を発表!~
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犬猫サミット!ご主人様の手作りご飯 » 知ってほしいペットのご飯に関するQ&A » 幼少期の犬のエサ・ご飯で気を付けるポイントは?

幼少期の犬のエサ・ご飯で気を付けるポイントは?

ゴールデンレトリバーのイラスト犬がまだ小さいうちは、人間と同じように歯が生えそろっていなかったり、噛む力が弱かったりで、大人の犬と同じご飯はNG。 特に生まれてから半年くらいまでは、ウェットフードなど柔らかくて栄養が良い食べものを中心にご飯を用意してもらえるとうれしいな。

歯が生えそろってくると、大人の犬と同じようにものが噛めるようになるけれど、それまではミルクからウェットフード、ウェットフードから少しずつ固形タイプというように、段階的にご飯を替えていくようにしよう。 それじゃあ早速、幼犬のご飯について注意しておきたいポイントを見ていこう。

離乳食からフードへの切り替え

生後4週頃まではミルクを中心に、そこからはミルクに加えて柔らかい離乳食にも慣らして行くようにしよう。離乳食としては、子犬用のドッグフードに温かいお湯を入れて柔らかくしたものを使います。 体重の増加、体の大きさに合わせて水分を減らしていき、生後6週間くらいで完全に離乳させ、固形のフードを与えるようにしてね。

子犬用のフードを使って栄養を補給させる

生後すぐ~数ヶ月までは僕ら子犬にとっての成長期にあたります。 ここでは大人になるために必要な栄養素をたっぷりと吸収するので、骨や筋肉をつくるためのビタミン・ミネラル・タンパク質が最重要。 手作り食は栄養価の調整が難しいので、犬が子どものうちは子犬用のミルク、子犬用の離乳食を使い、そこから先は栄養価を調整した子犬用のドッグフード(総合栄養食)を使うのがいいね。

毎日の主食として与えながら、体重を一週間おきくらいに測定して、成長の度合いを見ていこう。 生後半年くらいまではまだ歯が小さいので、大きな粒のカリカリではなく、歯の大きさに合ったサイズのフードを用意すると良いよ。

幼少期は体をつくるタンパク質やミネラルが大事

幼少期の犬は体づくりが第一。美味しくご飯を食べるのも重要だけど、栄養がしっかり吸収できるフードが一番健康にとっては重要なんだ。 子犬から栄養不足のまま大人になってしまうと、痩せ型で筋肉がついていない体型になったり、病気になりやすい体質になったりと、悪影響が出てきてしまう可能性もあるよ。 子どものうちから強い体をつくれるように、犬が子どものうちはカルシウムなどのミネラルやビタミン、良質なタンパク質を必要なだけ用意してあげましょう。

人間と同じで僕ら犬も年をとるごとにだんだんと体が弱っていき、老犬になっていきます。少しでも長く健康に生きられるように、タンパク質は常に品質の良いものを使うようにしてくださいね。 年齢が若いうちは柔らかくて消化に良いものを中心に、歯が生えそろったらしっかりと咀嚼して食べられるようなフードを使って、栄養価にも注意してほしいな。

0歳から成犬になるまでの間は食事の回数や食べる量が多いので、「食べすぎかな?」と不安になる飼い主さんも多いけれど、若いうちは栄養がとにかく必要。体にたっぷりと栄養を吸収しようとしているんだ。だから、食べすぎと思うくらいでも、しっかりと運動もしていれば問題はありません。

ただし、おやつや人間の食べものなどをあげると一気にカロリーオーバーになってしまう可能性があるから、肥満の原因にならないためにも、ドッグフード中心の食事がおすすめだよ。 手作り食でフードを与える場合は、大人になってからの皮膚病やアレルギーなどを避けるため、添加物の少ない具材をチョイスして、塩分量などにも気を遣ってもらえるとベストだね。

犬の健康を守る栄養素と添加方法

犬の健康を守ってくれるのは、良質な栄養素を含んだ毎日の食事にあります。 「うちの子が大好きな食べものだから」と言って、人間用のおやつや食べものを与えていると、それがクセになってしまい、ドッグフードを美味しいと感じられなくなってしまったり、肥満や病気につながる可能性もあります。 好きなものをお腹いっぱい食べさせてあげたい!と思う飼い主さんの気持ちはうれしいけれど、ビタミンCなど犬にとって重要な栄養素を与えるのも忘れずに。

栄養の添加の仕方としては、ビタミンや食物繊維が豊富な野菜を中心とした食事がベストだけれど、トッピングなどでドッグフードに直接栄養をプラスすることもできるよ。 手作り食でお魚を使う時は、骨や硬い部分はきれいに取り除いてから出してもらえると食べやすくなり、骨が口の中に刺さる危険もなくなって安全だよ。

肥満には要注意

生後まもない幼犬にはあまり心配はないけれど、だんだん大人になっていくにつれて気になるものが「肥満」の問題。 特に成長期はどの犬もたっぷりと食事をとる傾向にあるので、平均値と比べて体重が増えすぎているようであれば、食事量や食事内容を見直す必要があります。

肥満は生活習慣病など、深刻な病気を引き起こすことでも知られているし、犬種によっては肝臓や腎臓などいろいろな臓器に病気が出てくる可能性も。いつまでも健康なままで食事や運動が楽しめるように、嗜好性の高いフードは与えすぎに注意が必要だよ。

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