- 目的や症状に合わせてつくろう！
犬猫におすすめの手作りごはん
何日もお通じがなくてお腹が苦しい「便秘」は犬にも起こる症状だよ。毎日お通じがある犬が2日ほど排便が止まったら、便秘になっている可能性があるかもしれない。ここでは犬の便秘について解説していくよ。
今まで快調に出ていた便が止まってしまうのは、わかりやすい便秘の症状だけど、便秘と考えられるのはこの症状だけではないんだ。
排便があっても、いつもより硬かったり細かったり量が少なかったりする時も要注意！「隠れ便秘」になっているかもしれないよ。そういう場合は、犬のお腹を触ってみてね。若干張っているような感じで、下腹部にふくらみがあったら、便が滞っている証拠だよ。
また食欲不振や嘔吐の症状がある場合は、便秘以外の何かしらの病気になっている可能性もあるから気をつけてね。
水分・粘液だけの排便の場合は「奇異性下痢（きいせいげり）」という腸内の硬い便の間から水分や粘液だけが出てくる下痢の可能性もあるよ。いつもと違う便や、排便行動をするのに出ない場合は動物病院で診てもらうことをおすすめするよ。
犬が便秘になる原因には、以下のようなものが挙げられるよ。
住居環境が変わった時に、犬はストレスを感じるよ。それが原因で便秘になる犬もいるんだ。環境が変わってから便秘になった場合は、ストレスが原因だと考えられるね。
運動や水分が不足しても便秘になるよ。運動量が減ると腸の動きが鈍くなってしまい便秘の原因になるかもしれないんだ。また腸内の水分が足りなくなると便秘になるよ。とくに水を飲む回数が極端に減っている場合は、その可能性が高いね。
便秘になりやすい食事の成分があるよ。植物性たんぱく質や人口添加物が多いドッグフードばかり与えていると、消化不良を起こしやすいんだ。
胃腸が正常に機能しなくなると便秘を引き起こすんだよ。あとはカルシウムの過剰摂取も要注意。適度なら良いんだけど、与え過ぎると便秘の原因になるよ。
トイレのトレーニング中に怒られたり、トイレ自体が苦手だったりすると、排便自体がトラウマになっている可能性もあるよ。犬が便秘になる原因はさまざま。便秘を放置しておくと病気になる場合があるから、早めに解消してあげる必要があるよ。
犬が便秘になると腸内に留まっている便が水分を吸収してしまって、さらにうんちが出にくくなる悪循環になってしまうよ。これを改善するためには、腸の働きが活発になるようにする必要があるんだ。運動を増やすと同時に、水分を多めに与えることが改善・予防になるよ。冬場は乾燥しやすいから水分不足にはとくに注意してね。
またお腹の周りをマッサージしてあげるのも効果的。犬もリラックスしてストレスも軽減されるから一石二鳥だよ。
食事に食物繊維が多い野菜（イモ類）を与えるようにするもの便秘の改善に効果的だよ。食物繊維は腸内の善玉菌を活性化させて、腸内環境を良くしてくれるんだ。だから便秘解消によいといわれているよ。これは、人間でも一緒だよね。
食物繊維が豊富でカリウムやビタミンＣ、ビタミンＢも含まれているよ。あまり多く与えてしまうと、消化不良になるから量を調整してあげてね。
乳酸菌の力で腸内環境を整えてくれるよ。カリウムやカルシウム、ビタミンB群が豊富に含まれているんだ。砂糖の入っていないプレーンタイプを常温にしてからあげてね。
犬も人間と一緒で食べ物によってある程度、便秘を解消できるよ。普段の食事にプラスしてあげてみてね。
