大事な愛犬にどんな食材や飲み物を与えていますか?犬には人間と違い、消化機能が十分に備わっていない為に、私たちが問題なく食べている食材や飲料を口にしてしまうと、最悪命に関わる場合があります。
愛犬を守る為にも飼い主の方が、犬に食べさせてはいけないものや飲ませてはいけないものを理解しておく必要があります。そこでこの記事では、犬に与えるのは控えた方がいい食材や飲料についてを紹介します。ぜひご一読ください。
タイトルでも取り上げましたが、犬に牛乳を与えてはいけません。犬に与えてはいけないものを理解している方であれば、知っていると思います。
しかし、与えてはいけない食材を知らない方であれば、犬に牛乳を与えてもいいと認識している方は多いのではないでしょうか。もしも、犬に牛乳を与えてしまえば、犬の身体にどういった影響を及ぼすのか。それを詳しく説明します。
冒頭でも説明しましたが、犬には人間と同じように消化をすることができません。しかも牛乳にはたくさんの栄養が含まれていますが、それは消化できなければ全く意味がありません。
人間はそれを紹介し栄養素として体内に取り込みますが、犬の場合は牛乳に含まれる栄養素を消化しきれずに、下痢を引き起こしてしまうのです。しかし、犬の中には下痢にならない子もいるのは事実です。しかし、ゲルを引き起こしてしまう犬のほうが圧倒的に多いです。
犬に牛乳を与えてもいいと認識している方には、1つの共通項があります。それは、テレビや本で犬に牛乳を与えている様子を見たことがあるという事です。タイトルでは、犬に牛乳飲ませてはいけないと紹介されているのに、どうして牛乳を飲んでいる姿を確認することがあるのか。
それは、犬が子供の頃から牛乳を与えていることが理由です。大人の犬は牛乳に含まれる栄養素を分解する酵素が少ない傾向にあります。一方仔犬はと言いますと、大人にの犬よりも酵素の量が多いのです。ですので、仔犬は牛乳を飲んでも、下痢になることが少ないのです。
もしも愛犬に牛乳を飲ませたいのであれば、仔犬の時に少しずつあげることいいでしょう。しかし、牛乳に含まれている成分は、ドックフードからも摂取できるので、無理に与えなくても良いでしょう。
上記では、犬に牛乳を飲ませてはいけない理由を説明しました。しかし、犬にたべさせてはいけない、飲ませてはいけないものは他にも沢山あることが事実です。
そこで、犬に与えることを控えるべき食べ物と飲み物をまとめましたので、参考にしてください。以下はその食べ物と飲み物になります。
・ピスタチオ
・みかんなどの柑橘系
・青身魚
・アルコール
そもそも犬はナッツ類はあまりは食べてはいけません。その中でもピスタチオは犬にひどい症状を引き起こすようなものではありませんが、食べてはいけないとされています。その理由は、ピスタチオの実がが硬い為に、消化に時間がかかるからです。
消化がなかなかできないと、吐き出してしまう恐れがあります。体内から出るのであればまだしも、異物として身体に残ったままになると、最悪の場合は、開腹手術を受けなければならない可能性があります。
他にも、アレルギーを引き起こす場合があり、その場合は命の危険に晒されてしまう場合もあるので、ピスタチオを与えるのはやめましょう。
現れる症状
アレルギー発症・嘔吐や下痢
みかんには犬にとっても、豊富な栄養素が含まれています。少量であれば身体に悪影響を及ぼすことがありませんが、食べ過ぎには注意です。
その理由を説明すると、みかんには大量の水分が含まれています。ですので、食べ過ぎてしまうと身体を冷やすことになり、下痢を引き起こしてしまう場合があります。ですので、みかんを与えるのであれば、一房ほどにしておきましょう。
現れる症状
アレルギー発症・下痢
今でこそドックフードなどを与えていますが、元々は魚を食べて生活している時代もありました。ですので、魚を与えることには何の問題もありません。しかし、与えすぎには注意が必要です。
なぜなら、魚には「多価不飽和脂肪酸」が含まれているからです。これを過剰に摂取してしまうと、「黄色脂肪症」を引き起こしてしまいます。それなれば愛犬が苦しむことになるので、過剰に与えることは控えましょう。現れる症状は以下の通りです。
現れる症状
発熱・食欲低下・全身の痛み・関節の硬化
人間ではアルコールを消化できますが、犬にはできません。体内に残り続けてしまいます。そうなれば嘔吐に繋がります。それだけで済めば良いのですが、最悪の場合は死に至る可能性があります。ですので、犬に与えなよう注意しましょう。
現れる症状
下痢や嘔吐・呼吸障害・最悪の場合は死に至る
いかがでしたでしょうか。ここでは、与えるのを控えた方がいい食べ物や飲み物を紹介しました。犬には絶対に与えてはいけない食材もありますので、愛犬を守りたいのであれば飼い主の方が理解しておく必要があります。当サイトを参考にし、大事な家族である愛犬を守ってあげましょう。