大切な愛犬に喜んでもらえる手作りご飯には、美味しさだけでなく栄養素のバランスも大切です。こちらでは、食材の特徴やレシピ、基本的な調理方法などをご紹介しています。
胸肉、もも肉、砂肝、ササミ、手羽先、鶏レバーなど、部位が豊富な鶏肉。特にササミは、ヘルシーなのに満足感が得られ、調理も簡単なおすすめの食材です。
牛肉に含有されている酵素は、消化と吸収を助けてくれます。脂身の少ないものや新鮮なものであれば、生で与えても大丈夫。加熱のし過ぎは酵素や栄養素がなくなってしまうので、注意が必要です。
タンパク質と多くのビタミン、ミネラルが含まれている豚肉は、特に赤身部分が栄養満点。コレステロールを減らし抗酸化作用もありますが、脂身や摂取量には注意が必要です。しっかり加熱しましょう。
タウリンやDHA、EPAを含むイワシやアジ、脂肪分が少なく消化がいい白身魚はワンちゃんにぴったり。塩分の少ないカッテージチーズやモッツアレラチーズ、大豆食品ももおすすめです。卵は新鮮なものを選びしっかり過熱しましょう。
白米を与える際は少量で。玄米は栄養豊富ですが消化に悪いので柔らかく炊きましょう。穀物は不足しがちな栄養素の補給に適しています。食材としてうどんも使えますが、塩分の撮りすぎには気を付けましょう。パンは肥満の原因になるので注意が必要です。
野菜は不足しがちな栄養素を補い、体調バランスを整えます。おすすめは、カボチャ、ブロッコリー、ニンジン、キャベツ、ダイコン、ハクサイ、サツマイモ。果物は糖質が多いので摂取量には注意が必要です。
肉や魚、野菜、炭水化物は4:4:2の割合を目安にして与えます。これらを柔らかくなるまで煮て、人肌まで冷ましたら完成です。味付けはシンプルにして、塩分や糖分の過剰摂取に気を付けましょう。食材の割合目安はワンちゃんの好み、そのときの体調、犬種や年齢により微妙に異なります。愛犬にぴったりの割合を見つけていきましょう。