ここでは、場合によっては避けたほうがよい食材について紹介します。煮干し・海苔・鰹節・牛乳など、猫や犬が好きそうな食材がいっぱい!注意してくださいね。
以前であれば、拾ってきた犬や猫にミルクを上げるというのは定番でしたが、実は、牛乳に含まれる乳糖(ラクトース)を消化する酵素である「ラクターゼ」は犬や猫の体内にはありません。
ヒト、特に日本人に多い「牛乳を飲むとお腹をこわす」という状態が犬や猫にも現れやすくなります。
ただし、下痢をするかどうかは個体差があり、全くでない子もいます。とはいえ、牛乳をもらうよりも水をもらう方が体に負担がないというのが実際のところ。
仔犬や仔猫を保護した場合は、牛乳ではなく、ペットショップで売っている犬用や猫用のミルクをくださいね。
現れる症状:下痢
マグネシウムを多く含む食品のため、食べ続けると腎臓や泌尿器にトラブルが出やすくなります。また、ヒト用のものは塩気が含まれているため、塩分の高い食べ物になってしまいます。
特に猫には煮干しや鰹節をあげがちですが、これも猫用のイリコなどが販売されているので、そちらをあげるようにしましょう。
ちなみに、味噌汁などで出汁を取りきった後の煮干しであれば、栄養素や塩分が出汁にできっているので、あげても大丈夫でしょう。
現れる症状:下痢、泌尿器症候群
元々が消化が悪い食べ物なので、食べすぎると消化不良を起こしてしまいます。特にイカの皮は噛み切ることが難しいため、吐き出すのも辛くなってしまい、苦しむこともあります。
小さく切って火を通せば少量ならあげてもいいのですが、イカやタコでなければ得られない栄養素がないので、避けたほうがよい食材といえるでしょう。
現れる症状:消化不良
軟水のものなら問題はありませんが、味でしっかりと感じられるようなミネラルが豊富なタイプの水は、食事のミネラルバランスを崩してしまうため、飲まないほうがよいでしょう。
飲んだとしても、すぐに不調になるわけではありませんが、同じものを飲みたい、という場合は軟水を選ぶことをお勧めします。
現れる症状:胃腸不良