犬の肺炎は、人間と同じで細菌やウイルスでの感染症が酷くなって、気管支や肺が炎症になった状態のことだよ。呼吸が辛くなって苦しいからすぐに病院へ連れていってね。
症状には急性と慢性があるけど、健康な子がなることはまれ。ほとんどの場合は他の病気で抵抗力が弱まった場合に併発するよ。別の病気になった時でも注意しておこうね。
急性症状や重症化した場合、命に関わるから様子見は厳禁だよ。気づいたら早めに対処していくのが一番!
初期症状でわかりやすいのは呼吸だよ。ゼーゼーと苦しそうに呼吸をしていたら、すぐお医者さんに診てもらうべき。その他にも初期症状の例を一覧にしてみたから、目を通しておいてね。
日頃の行動と明らかに違う様子になるはずなので、気づきやすい病気でもあるよ。全部の症状がいっぺんに出てくることはないけど、複数当てはまったら危険なのを覚えておこうね。ただ、発熱に関しては犬の体温が元々人間より高いから難しいかも…。
肺炎はさまざまな原因で起きるんだ。判断するのは難しいからお医者さんに任せた方が良いけど、もちろん知っていて損はないよ。
犬の肺炎で一番多い原因だよ。 細菌で肺炎に感染する場合は、他の病気にかかっていて体力がないこともあるから気をつけよう。
ヒストプラズマ、クリプトコッカス、コクシジオイデス、プラストセミスといったかびが原因で肺炎になることもあるよ。
細菌やかびに対する治療が効かない場合や検査で原因が見つからない場合は、アレルギーで肺炎になる可能性もあるよ。
単独ではなかなか症状が起きないけど、細菌に感染した際に症状が出てくるケースがあるよ。
肺炎は放置すると命に関わる危険な病気だけど、症状が進行する前にお医者さんに治療してもらえば完治するのがほとんど。
特に細菌やウイルス、真菌には効果的なお薬があるからすぐに連れていこう。お薬の種類やケアをわかりやすくまとめておくから、確認してみてね。
抗生物質や抗真菌薬のこと。細菌やかびに感染している場合に使われるよ。
気管支を拡げるから、呼吸が楽になって犬の負担が減るよ。
呼吸器を使って、気管や気管支に蒸気を送るネブライジングは咳を楽にするよ。必要に応じて、点滴を使っての水分補給も使われるんだ。
主な原因になる細菌やウイルス、真菌は目に見えないから完全には防ぎきれないけど、予防をすることはできるよ。
ワクチン接種をさせておくと予防できるよ。病院で定期的な検査も大事だね。
土の中にいることが多いから、水たまりには注意。外を散歩した時には身体を清潔にしてあげよう。
それと体力が落ちると感染しやすくなるから、日頃からの運動で行い体力をつけて、食事も栄養価の高いものを食べさせてあげてね。普段の食事に追加しやすい、おすすめの食べ物を紹介しておくよ。
筋肉のもとになるたんぱく質がとれるし、他にもバランスのとれた栄養素が含まれる食材だよ。消化が良いのも魅力だね。
食物酵素が多く、ビタミンも豊富だよ。加熱するとビタミンの効果がなくなってしまうから、生のままがオススメ。食べやすいように刻んであげてね。
健康と清潔をきちんと心がけるのが何よりの予防法。食事や運動、お風呂などをこまめに行っていこう。