私たち猫が、雨も降っていないのにしきりに顔を拭うようになったら、一度顔をしっかりと見て欲しいな。結膜炎は見た目にも分かりやすい病気だから、気づいたときに早めに処置しているとすぐに治るみたい。症状と治療法についてお話ししていくね。
猫の結膜炎っていうのは、目の白い部分を覆っている結膜の部分が炎症を起こすことなんだ。
いつもは白い部分が赤くなっていると結膜炎の可能性があるんだけど、普段は見えないまぶたの内側の部分から炎症を起こしている場合もあるんだよ。
狭い所が落ち着くわたしは、家の中のあちこちを探検しているうちに、埃っぽいところや汚れている所まで行ってしまうの。
そこでバイ菌やウィルスが目に入り込んでしまって、結膜炎になってしまうことが多いんだ。砂や埃で目に傷が入ってしまって、それが原因で炎症を起こすこともあるんだ。
他にもいろいろな原因があるよ。
いつもより目を気にしている様子だったら、お医者さんに診てもらって早めに良くしたいな。
私たちは痛みを伝えることはできないけど、やっぱり目に違和感があると前足でこすろうとするんだ。
だから目の部分を気にしているようだったら、一度しっかりと顔を見て欲しいな。症状が軽いうちは、ちょっとだけ充血しているかもしれない。だけど、瞬きが多かったり目ヤニが多かったりするのも、結膜炎の症状のサインなんだ。
他にもこんな症状も出てくるから、顔を見るときにチェックして欲しいな。
症状がひどくなると化膿することもあるから、いつもと違うと感じたらよーく見て欲しいんだ。
結膜炎の治療方法はいくつかあるんだ。
点眼薬はお家でもできるから、治療方法として一番おすすめされているよ。
点眼薬は、「炎症を抑えるもの」「目に入ったバイ菌をやっつけるもの」の2種類を準備してくれるから、毎日しっかりと続けることで、徐々にだけど治っていくんだって。
長い毛が目に入って炎症を起こしている場合は、目の周りの毛をカットするだけで、自然と症状が治まることもあるんだ。
目に入ったバイ菌を取り除くために目を洗ってもらうこともあるみたい。
キレイになった後は、バイ菌が入ってこないように抗生物質で守ってくれる治療法もあるんだよ。
やっぱり動物病院でもらった目薬を使うのが安心だけど、どうしても一緒に病院に行く時間がない場合は、人間用の目薬を使っても大丈夫みたい。
だけど、薬局で買える目薬じゃなくて、あなたやあなたの家族が結膜炎で眼科に行った時に処方された目薬っていうことをチェックしてね。
薬局で買える目薬には、私たち猫には合っていない成分が入っていることもあるから、注意が必要だよ。